ご挨拶とショップオープン理由について
お客様へご挨拶
mirawingsにご来店頂きまして、誠にありがとうございます。代表の松本と申します。
当店は『地球とカラダに嬉しい』をコンセプトに2022年6月にオープンしました。
ショップ名は、バタフライエフェクト=小さな羽ばたきが大きな影響を与えることから、
私たちはみんな未来miraiのために影響力のある翼wingsを持っているという思いから名付けました。
*安心して使えるものは自分で探さないといけない時代*
現在二児の母でもある私は、2018年1人目の子どもの妊娠をきっかけに、自分の食べるものや身の回りのことについて考えるようになりました。
自分の食べたものが子どもの体や脳を作っているというのは責任重大なことではないかと思ったのです。
さらに、子どもが産まれ、このミルクは飲ませて大丈夫なのか、これを着せて良いのか、これを塗って大丈夫なのか、引き続き自分の食べるものが母乳にも影響する…
近くのスーパーや薬局、赤ちゃん用品の売り場でさえ、無添加の食品や自然由来の日用品、綿100%の子ども服、を探すのも大変でした。
小さい子どもを抱えていると、荷物を持つことも大変でお店で買い物するというだけで大きな負担ですよね。
何も気にせずとにかく早く済ませたい。気になりながらもそこまで気にしてたら疲れてしまうので、あまり考えずに過ごしていました。
*環境問題を意識せざるを得ない時代*
1人目の育児中にもNHKで環境問題や脱プラ生活が取り上げられるなど、環境やプラスチックについての情報に触れる機会も増えて来ました。
10代の環境活動家グレタさんの話題もあり、若い子達の方が自分ごととして考えているなという印象でした。
2020年にレジ袋が有料化になるということで普段読んでいた子育て雑誌にプラスチックの特集が掲載されました。
プラスチックが地球温暖化に繋がることや海の生き物にも影響していること、世界的にも問題になっていることはそのような情報から頭ではわかっていました。
日々の生活の中で蜜蝋ラップを使うとか、生ゴミはコンポストに入れて堆肥にするとか自分の出来る範囲でしていました。
ただ2020年は2人目を出産したこともあり自分で何か仕事としてするというより、子どもたちが大きくなったら一緒にボランティアで海辺のゴミ拾いしようというくらいに思っていました。
*子どもたちの健康にも影響が*
夫がアトピー体質なこともあり、子ども2人ともアトピー性皮膚炎の診断を受けました。
遺伝の影響も大きいようですが、食事や生活に気をつけていても出てしまい、色々調べてみるとプラスチックや日用品にも影響を受けているのではないかと考えるようになりました。
*検索の毎日*
体に良いもの、地球に良いものはスーパーや薬局コンビニでは手に入らないことが多く、ネットで みつろうラップはここ、綿100%の服はここというように1つずつ探してその都度購入する日々。
買い物以外にも、成長のこと発達のこと、気になることが多くて、ネット検索の毎日。
顔にポツポツが出来るだけで検索魔となりネットで情報を探して、毎日寝不足なのにさらに目が疲れるという日々でした。。
*あと3年*
少し子育てが落ち着いた2021年、気になっていた350japanの気候変動について学ぶ講座に参加しました。産業革命からすでに地球の平均気温は1度上昇していること、現在上昇し続けている平均気温を2030年には1.5度に食い止めないと地球は戻らないこと、その為には2025年までに温室効果ガスの排出を毎年7.6%ずつ抑えないと間に合わないということを知り、何かしなきゃという思いは強くなりました。
子どもたちに豊かな自然や野生動物のいる健全な地球を残したいなら、子どもたちが大きくなってからでは遅く、今すぐ行動しないとという思いになりました。
*同じように検索しているママがいるのでは*
忙しい中検索して買い物している人が他にもいるのではという思いと、1人目出産前からネット物販の仕事をしていたことから、その経験を今すぐ改善が必要な環境・脱プラ分野で活かすことが出来るのではないかと思い立ちました。
『このショップで買えば地球にもカラダにも安心なものが買える』というショップを目指して、オープンすることを決めました。
*100%プラスチックフリーの難しさ*
ショップオープンの為に商品を仕入れて、自分でも使ってみて様々な商品を試しました。
商品そのものは自然素材でも、コンディションを保つ為にパッケージがプラスチックという商品も多かったです。
なかなか100%脱プラというのは難しいと思っている中、ある講座で地球環境について学んだ際に、『自分1人が100%の行動をしなくても、10%する人を
10人増やせばいい』という言葉に出会いました。正にその通りで目から鱗でした。
自分がやらなきゃと躍起になっていましたが、 1%だけでも変えられる人を100人増やしていけたらという思いでショップを運営しています。
また、素材についても一部プラスチックが含まれている商品も中にはございます。
完全なプラスチックフリーを目指して日々取り扱い商品を探していますが、パッケージの一部にプラスチックが含まれるなど、すぐに100%プラスチックフリーのご提供が出来ない状況で恐れ入りますが、ご理解頂けますと幸いです。
素材については各商品ページにて記載しておりますので、ご覧くださいませ。
*最後に*
長い文章をお読みくださりありがとうございます。
私達の子ども世代が大人になる頃、夏に外で活動したり、魚が食べられなくなったり、今当たり前にある豊かな自然が維持出来なくなっている可能性があります。
今が正に分岐点ですので、少しでもアクション出来る方が増えるきっかけになれば幸いです。
2022年8月 代表 松本友実